「自分を操る超集中力」の本を要約①
こんにちは!ワタツクのケント(夫)です。
今日は少しいつもと違って本の解説をしていきたいと思います。
メンタリストDAIGOさんが書かれた自分を操る超集中力という本です。
仕事が中々終わらなかったり、普段家事で忙しくてバタバタしているという方でもこの本を読めば集中力が身につき同じ時間でもたくさんの事をできるのではないかと思います。
実際私自身仕事は比較的残業が多く、家事やプライベートで取り組んでいる事も中途半端になってしまうことがありました。
そこでこの本を読んで少しでも集中力を身につけようと思って読みましたが、この本通り実践すれば確かに高速でいろんな事を出来るようになるのを実感しているので、ぜひご紹介したいと思います。
集中力を高めるテクニック
①「焦らし効果」を有効活用しよう
本書で紹介されていた「焦らし効果」が私自身効果を実感したのでご紹介したいと思います。
「焦らし効果」とは何か作業をするときに、15~30分程度に一回休憩を挟みます。するとたった15分ほどしか作業していないのでもっと作業したいという気持ちで休憩を迎えることになります。
その気持ちで休憩を終えて作業にまた取り掛かることで常に高いパフォーマンスで取り組むことができ生産性が上がるというものです。
確かにぶっ続けで作業をすると、すぐに集中力が切れてダラダラとやってしまいますが、この焦らし効果を活用すると少ない時間で多くのアウトプットを出せる事を実感しました。
また、15分しかないと思うと全力で集中できるんだということにも気づきました。
ぜひ実践してみてください。
②環境を創意工夫する
まずは集中しやすい環境の作り方をご紹介していきたいと思います。この環境を作ることで更に集中力を高めやすい状況になります。
ここからは本で得た知識をそのまままとめていきます。
・場所
まずは場所です。作業する場所ですが、作業するもの以外は何もない状態にしましょう。
他のものがあると気になってしまい集中力が下がります。
例えば、テスト前に部屋の掃除をしたくなる現象が起こると思います。
あれは理にかなっていて、部屋が散らかっていると集中力が散漫となってしまうので、片付ける事で集中しやすい環境になります!
片付けは時間のロスにもなるので普段から片付けておくか勉強する部屋はものを少なくしておきましょう。
また天井の高さも影響することがわかっており、
天井の高い部屋→アイデアを生み出す
天井の低い部屋→細かい作業や事務作業
に向いているそうです。
どんな作業をするかによって部屋を使い分けるとより集中しやすく生産性があがるのではないでしょうか。
・光
また照明を調整することによっても発揮しやすい力が変わってきます。
昼間の光のようなブルーライト→集中力、分析能力、思考力
間接照明のような白熱電球→クリエイティビティ
に向いています。
家に2パターンの電気を用意しておけばしたい内容によって使い分けられるようになりますね。
・音
続いては音です。
音によっても変わるということが書かれています。
・カフェのようなガヤガヤした場所→アイデア出し、企画立案
・図書館のような静かな場所→インプット作業
何の作業をしたいかによって場所を選択するのも大切であるということになります。
③姿勢を整える
環境編に続いては姿勢編です。
姿勢によっては集中しやすい姿勢としにくい姿勢があるのでこれを見てより良い姿勢に整えていきましょう。
・NGな姿勢
○背中が丸まっている
○肘をつく
○背もたれにもたれる
○腕組みをする
・良い姿勢
○顎を引いて頭を首や背骨の上にまっすぐ乗せる感覚
○お尻と腰を直角にし背筋を伸ばす
○両膝をつけて足の裏も床につける
NGな姿勢は血流の循環が悪くなることで集中力の低下が発生します。
良い姿勢は最も全身に力が分散されて血流が阻害されにくく、もっとも集中力を長く維持できる姿勢となります。
思いっきり集中していたとしても姿勢が悪いとすぐに切れてしまうので、まずは姿勢を整えることに集中して、それに慣れてきたら意識せずとも集中できる姿勢に持っていけているのが良いのかなと思います。
また血流を促進するという意味では15分に一回立ち上がると良いのでそれで集中力が復帰するという事も書かれています。
またスダンディングデスクを買って立ちながら作業するのも集中できます。
色んな方法をうまく活用して取り入れていきましょう。
④感情(喜怒哀楽)を味方につける
・「怒り」で行動力と問題解決能力アップ
怒りの感情というとあまり良くないイメージですが、この怒りの感情を持っている時は行動力と問題解決能力が向上します。
腹立つことを言われて悔しいから頑張るとか見返してやるために努力するといった経験がある人も多いと思います。
怒りの感情を覚えた時は自分のやるべきことや目標にしている事を書き出しましょう。
怒りがおさまるまでの短期勝負になります。
・「悲しみ」で冷静でフェアな判断を
人は悲しんでいる時ほど冷静な意思決定が出来ます。
悲しみが人を注意深くし、細部まで気を持たせ焦点を合わせやすくすると言われています。
一方で行動力は落ちてしまうので、悲しみを感じた時は自分の意思決定を見直すきっかけにしてみましょう。
・「喜び」「楽しさ」で創造力を高めて意思決定を早くする
喜びを感じた時は人をクリエイティブにして意思決定を早めてくれる効果を持ちます。
しかし一方でこの気持ちの時にセールスを受けるのは危険です。
全部うまく行くと勘違いしてしまい詐欺の被害に遭いやすくなってします。
感情の特徴を良く把握して判断するようにしましょう。
・エモーショナルプランニングを立てよう
エモーショナルプランニングとはあらかじめ感情の変化を予測してその感情に沿って予定を組み込んでいくというものです。
例えば満員電車で通勤による怒りの感情を利用して朝一番で改善案を作ったり楽しい友人とのランチの後に企画のアイデア出しをしたり、感動の映画を観た後に1日の振り返りと反省を行なったりとこれから起こる感情の変化を予測してスケジュールを立てていくというやり方です。
短時間でより多くのアウトプットを出したい人はぜひこのエモーショナルプランニングを活用するのは効果的だと思います。
ここまでほんの前半部分のみですがかなり多くの集中力を高めるテクニックが紹介されていました。
私自身、一度に多くのことをこなそうとしすぎてパニックになったり一つのことに集中しづらいタイプであることを実感していました。
この本を読んで少しの工夫で集中力を高めていきみなさんにもシェアできればと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。