2022年6冊目 トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術
トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術
○本書を読んだ目的
・無駄な時間を減らしたい
・重要なことに時間を使えるようにしたい
・自分の成長のため
・自由な時間を得るため
○本書からの学び
・必要な「3つの意識」
①会社で成し遂げようとしていること
②「会社が求めている価値」への意識
③「目の前の仕事」への意識
この3つを意識してここに必要なものだけ選択して取り組むことが大事。
・今までを疑い、もっといい方法は無いか楽な方法は無いかを常に考える
・多能工(多くの能力を持った工員)を目指す
↓効果
①スキルが深くなる
②アイデアが生まれやすくなる
③人間関係が広くなり助けを得やすくなる
しかし同時に色々やると結局何も進まないということが起こりうるので、その時は1つに集中して取り組む
・言い訳を考えずに、「どうしたらできるか?」を考える
↓効果
①人に任せることができるようになる
②落ち込む時間がなくなり有効な時間が増える
③失敗を成功に繋げられる
④ポジティブな人が寄ってくる
⑤目覚めが良くなり、朝からエンジンがかかる
・成功分析を行い、ベンチマーキングを取り入れる
他社や他人の成功体験の手法を徹底的に分析して取り入れる。
成功者の過ごし方を真似てみる。
→成功への近道となる。
例:睡眠はどのようにしているのか(○時間以上寝る、枕にこだわる、寝る前はブルーライトを浴びない等)
情報収集はどのようにしているのか(朝のテレビニュースは見ない、ニュースアプリで自分に必要な情報に触れる等)
・「モノを探すな、モノを取れ」(トヨタ社員からの教え)
→半径1メートル以内にあるものは全て把握しておく。
自分の中の捨てる基準を持つ(一時的に段ボールに悩ましいものを入れておき、1ヶ月使用しなければ廃棄する)
・アポメールは優先的に対応する
→返答遅れてしまうと予定が入ってしまうため、再度調整し直しが発生するため。
・カイゼンのネタは足元にたくさん転がっている。
→「カイゼンの余地はない」ということは一度もないという意識を持っておくこと
・スキマ時間の使い方にルールを設けておく
5分の場合 受け箱書類整理
10分の場合 メールチェック・対応
20分の場合 報告書作成
など。
スキマ時間に残務処理を行うことでまとまった時間を創出し、成果に繋がることをするのが良いと述べられています。
・時間帯によってやる業務を決めておく
午前中 アイデアを練る業務
午後〜夕方 人と話したり体を動かしたりする業務
など。
朝は1番頭が良く働き、昼食以降は眠たくなりやすいので朝は集中力が必要な業務、午後は集中力がそこまで必要でない業務にあてる方が良いと述べられています。
・25%ルールを設ける
設定された納期の25%短縮出来る様に動く
・会議は立って行うこと
→集中力も増し、立ちっぱなしは辛いのでダラダラ長時間行うことがなくなる
・新しいアイデアを出すために
→現場で生の声を拾うことが大事
どんな業種でも三現主義(現場現物現実)が大切
・問題解決を図るための心構え
「ピンチはチャンス」の気持ちではじめてのトラブルは喜んで受け入れること
「解決する」と決めた人だけが解決できる
できない理由を考える前にどうしたら出来るかを考える
・3つのPにハマらないこと
パーソナル :自分だけが
パーベイシブ(全体に及ぶ) :大きな問題だ
パーマネント :永久に抜け出せない
・なぜ?を5回繰り返して根本原因を突き止める。
・標準化を徹底
→他の人でも出来る仕組みを作っておく
・横展開
→他者(身近な凄い人)を観察して聞いたり徹底的にパクる
自分から他者にも展開してはじめて完結
○ネクストアクション
数多くのテクニックの中でも下記の3つを優先的に取り入れます。
他にも取り組んでみたいものは多いですが、全てやろうとすると結局忘れてしまいそうなため絞り込みました。
①どうしたらできるか?を考える癖をつける
→できない理由を考えて進まない自分が思い浮かんだため
②半径1メートル以内のモノは把握できるようデスク周りの整理整頓
③時間によってやる業務を分ける
午前:設計など検討する業務
午後:体を動かすorさばく系の業務