知っておきたいお金の知識3選
こんにちは!ワタツクのケント(夫)です。
今回は普段の生活でも知っておきたいお金の知識を書いていきたいと思います。
僕が生活費の見直しを行って株の運用を始めることでお金に興味を持ち始め、FP3級も今月受験しようとしている中でこれは知っておいてよかったなと思うものを厳選してご紹介していきたいと思います。
知っておきたいお金の知識その①:保険はぼったくり商品が多い
まず1点目は保険商品はほぼ全部ぼったくり商品であると思っておいてください。
保険料は、保険の支払いが発生する確率と事業を運営する費用から保険料が決まっています。
生命保険やがん保険は歳を重ねるごとに高くなり、一方で自動車保険は若い人ほど高くなるのは、発生する確率が高いから保険金が高くなっています。
事業を運営する費用というのは人件費や会社の利益などですね。
保険会社で働く人の平均年収はとても高くて、ワタツク家が入っていた保険会社は何と平均年収1200万円もありました。笑
このお金はどこから出ているの??と考えたときに、僕たちが支払っている保険料から出ています。
また、保険会社はとても建物が立派でこんな立派な建物はどのお金で建てているの?と考えたときに、僕たちが支払っている保険料から出ています。
もちろん会社の利益分があるのは当然ですがその比率が大きくなっているのは人件費などからも明確でした。
そのため、その保険会社の保険は全て解約させていただきました。
20代で年間7.2万円も払っていたので、30代、40代まで払い続けていれば、今後保険費用がどんどん上がっていくので将来を考えると恐ろしかったです・・・
ならば皆が保険を解約すべきかというと決してそういうわけではありません。状況によって異なります。
例えば配偶者子持ちで奥さんが専業主婦の場合、旦那さんが亡くなってしまったら、本来稼ぐ予定であった数千万〜数億円以上の金額が無くなってしまい、生活が困窮してしまいます。
万が一起こった場合に発生する損失がかなり大きい場合は生命保険に入ってカバーすべきです。
一方で独身であったり、子供のいない共働き夫婦であったりする場合は、万が一発生しても生活が困窮する人がいない場合は生命保険は不要と言えるでしょう。
そのほかにも火災保険や対人に対する賠償保険は万が一発生した場合に多額の賠償が発生するため、入っておくべき保険になります。
火災が起こった場合、家は何千万とする資産なので今後の生活に大きく影響を及ぼします。
対人の賠償は自動車や自転車も含め何億円という賠償責任が発生するケースがあるため、保険で防衛することが大切です。
見直すべき保険はがん保険など発生した場合にも貯金でカバーできる保険です。
国民健康保険は高額医療制度で入院や手術をしても月額最大10万円程度(平均的な年収の人ならば)なので、100~200万円程度の貯蓄があれば、発生した場合も十分にカバーできます。
発生確率が低くて貯金でカバーできるのに、保険会社の膨大な人件費や利益分まで支払うのであれば、自分で最低限生活余剰金を貯蓄をして万が一に備えることが賢明です。
貯蓄さえあれば上記の生命保険、火災保険、対人賠償に関わる保険の3点以外は国民健康保険が充実しているため、貯金対策で十分だと言えます。
一方で貯金がなくて発生した場合にどうしても困る人は、貯金が貯まるまでは保険で備えておきましょう。
この知識①で最も大切なのは保険は保険会社が大きく設けている仕組みになっていることを理解する、貯金で対策できるという選択もあるという事を認識することです。
知っておきたいお金の知識その②:毎年緩やかにインフレが起こっている
日本のインフレ率は2015~2019年にかけて、0.79%、−0.12%、0.47%、0.98%、0.48%と緩やかにではありますが、徐々にインフレが起こっています。
インフレが起きる理由としては、物価の上昇で給与の水準が上がり、景気を良くするために国がインフレを起こそうとしています。
日本のインフレ率の目標は2%であり、今後さらにインフレ率が上がると予想されています。
インフレが起こるということは現在100万円貯金していたら5年後には100万円の価値が低くなっているということです。
知識①では貯金で対策をすべきだと述べましたが、貯金のしすぎは逆に損をしてしまいます。
最低限の生活余剰金(生活費の6ヶ月分程度)をまずは貯金することを目標とし、それ以上は株の運用などで金融資産を分散したり、増やしていくようにしていくことが有効な手段の一つではないかと考えています。
私もこの事実を知るまでは、単に貯金することばかり考えてしまっていたので、ハイパーインフレが来た時は急激にお金の価値がなくなってしまうので、考えると恐ろしいですね。
金融資産は分散しながらインフレにも対策していきましょう。
知っておきたいお金の知識その③:株の運用は初心者でもできる
続いては株の運用は初心者の人でも簡単にできるということです。
つみたてNISAという国の制度を使うことで株で得た利益に通常20%の税金がかかるところを非課税にできるため、つみたてNISAを利用することがかなりお得です。
そしていろんな企業の詰め合わせセットであるインデックスファンドを購入することで、多数の企業の株が入っているため、一社の景気が悪くなっても影響をあまり受けずリスク分散ができます。
また毎月一定額を証券口座から自動で引き落としてくれるため、何もしなくても株の運用をすることが可能になります。
楽天証券などで口座開設をして、インデックスファンドなどの株の購入手続きをすれば完了です。
もっとも人気のあるインデックスファンドS&P500であれば米国のアツい会社の株500社をプロが選別してくれていて、運用利回りの平均が6.78%と高い実績かつ手数料も0.1%未満で激安です。
銀行等で投資商品を紹介されると手数料は2~3%が平均でその取り分は銀行の利益となるため、運用利益を上げることがかなり難しくなります。
そのため手数料が激安のネット証券で激安のインデックスファンドを購入することがオススメです。
また、S&P500であれば短期の場合、利回りが-6.5%など損になるタイミングも2000年から2009年などでありましたが、20年以上の長期投資であればこれまで損をするタイミングはなく、長期投資前提であれば大変堅実かつ利回りが見込める株となっています。
毎月一定額を入れることによって、投資時期のリスク分散を行いながら積み立てていくのがオススメです。(スポットで多額な金額分を一括購入だとリスクが高まりますが、複利の力を早く利用するという意味では有効かもしれません)
さらにインデックスファンドによる投資先のリスク分散も行うことができ、私たちが何も考えなくてもプロが厳選してくれているインデックスファンドに激安の手数料で買い続ければいいだけなのです。
下に過去93年分のチャートがありますが、上がり下がりはあるものの長期で見た場合は右肩上がりを続けているというのが特徴になっています。
ぜひ検討してみてください。
今回は知っておきたいお金の知識3選をご紹介しました。
お金の勉強をしていくと、今まで損をしていたんだなとか知っていて得をしたなと感じる回数が多いなと思います。
そのほかにも知っておきたい知識を今後もお伝えできればと思いますので、また読んでいただければ幸いです。
それでは。