脱マウス時短術〜キーの意味を理解して活用しよう〜
こんにちは!ワタツクのケントです。
本日はパソコン操作を効率化してくれる脱マウス術についてご紹介していきたいと思います。
ついつい便利なマウスを最大限利用して操作をしてしまいがちなのですが、マウスを使用しすぎると手の移動時間、マウスの移動時間、クリックの回数が増えることにより時間がかかってしまいます。
便利なキー操作を最大限利用することでこれらの無駄な時間を省略して、効率的にパソコン操作ができるようにしていきましょう。
まずはキーの意味を理解しよう
ショートカットキーを使いこなす上で全てを丸暗記するのではなくそれぞれのキーの意味を理解することが大切になります。
意味を理解して上手に使いこなしていきましょう。
・「Shift」
「Shift」キーが持つ役割は、キーに↑が書かれているものも多いと思いますが、「Shift」キーを押すことで、キーの上側に書かれているものを打ち込むことができます。
例えば、「=を」打ち込みたいときに、「ー」のキーボードの上に=が書かれていると思います。
「Shift」+「ー」を押すことで「=」が撃てることになります。
「Shift」キーを使うことで上側に書かれている文字を打ち込むことが可能になります。
・「Tab」
「Tab」キーが持つ役割は右に移動することです。
例えばExcelであれば「Tab」キーを打ち込むことで、右隣のセルに移動することができます。
アウトルックのメール作成画面であれば、「宛先」→「CC」→「BCC」→「件名」→「本文」と下へと移動していくことができます。
「Tab」キーの上側には←が書かれているものもあると思いますが、先ほどの「Shift」キーと併用することで、左に移動することが可能です。
「Shift」+「Tab」でExcelであれば左隣のセルに移動、アウトルックであれば「本文」→「件名」→「BCC」→「CC」→「宛先」へと移動していくことができます。
・「Fn」
「Fn」キーは□で囲まれていたり、青字で示されていることがあります。
□で囲まれている場合、キーの中に□で囲まれているものがあれば「Fn」+そのキーで打ち込むことができます。
青字の場合は青字のものを打ち込むことができます。
例えば、「Fn」+↑で「PgUp」になります。
デスクトップ用のキーボードであればPgUpキーが単独であるかもしれませんが、ノートPCであればこのキーで打つことが可能になります。
また、「Fn」+↑の方が手の移動も少なくスピードアップになるでしょう。
・「Esc」
アプリの設定画面やメッセージ画面などのポップアップされた画面を閉じる機能があります。
アプリ自体は「Esc」キーを押しても閉じられませんので、誤操作で閉じてしまったということにはなりません。
入力中の文字をキャンセルしたい時も「Esc」キーを押すことで、キャンセルできます。
・「無変換」
「無変換」キーは「スペース」キーの隣にあります。
例えば、「かたかな」と打ったとすると無変換キーを一回押すと「カタカナ」となります。
さらにもう一回押すと、「カタカナ」となります。
※これはマイクロソフトIMEを使っている場合のみに対応しています。
・「変換」
変換を行いたい場合、「スペース」キーを用いて変換するのが一般的かと思います。
変換する場合、「変換」キーでも変換することが可能です。
さらなる機能として、「変換」キーは再変換することも可能となります。
例えば、一度「Enter」を押して「家を相似する」と打ったとします。
相似→掃除で再変換した場合、相似をドラッグして「変換」キーを押すと変換することができます。
※相似をドラッグする場合は、「Shift」+「→」で範囲を選択できます。
わざわざ一度バックスペースキーやDeleteキーで消してから再度打ち直して変換し直しといった手間を省くことが可能となります。
・「アプリケーション」
こちらはキー上に名称が記載されていませんが、大半は右下の方に配置されています。
キーボードの種類によってはないものもあります。ない場合は、「Fn」+「Ctrl」で代用できるようです。
「アプリケーション」キーの働きとは右クリックの機能を持ちます。
わざわざマウスを持って右クリックを押す必要がなくなるのでかなり便利です。
・「PgUp」&「PgDn」
「PgUp」キーは、今開いているページを1ページ分上の画面に引き上げてくれます。(インターネットやワードなど)
一方「PgDn」キーは1ページ分下の画面に引き上げてくれます。
↑の移動では遅くマウスの真ん中の部分を回して行うよりも早くなります。
・「Home」&「End」
「Home」キーはインターネットの場合は一番上のページまで移動します。
エクセルやワードの場合は、その行の先頭まで移動することができます。
一方、「End」キーは、インターネットの場合は一番下のページまで移動します。
エクセルやワードの場合は、その行の末尾に移動します。
今回、よく使う大切なキーの意味をご紹介していきました。
キーの意味を理解して有効活用しながら脱マウス時短を計っていきましょう。
今回参考にさせてもらった書籍は、「脱マウス時短術」です。
もし興味がある方はもっと詳細に書かれていますので、見てみてください。